制御盤設計と電気設計の違いは?
2025/11/15
さまざまな機械や設備を制御するために必要となるのが、制御盤と呼ばれる装置です。
制御盤設計と電気設計は似ているようで、実際には異なる業務内容を指しています。
とくに製造業や機械設計に関わる人にとって、両者の違いを正しく理解することは非常に重要です。
今回は、制御盤設計と電気設計の違いについて解説しますので、ぜひご覧ください。
制御盤設計と電気設計の違い
制御盤設計とは
制御盤の形・大きさ・配線・部品などを細かく設計するのが、制御盤設計です。
トランスやブレーカーといった、電源供給の機能も設計しますが、電気設計とは主な目的が異なります。
制御盤設計の大きな目的は、機械やシステムを自動化するため、制御システムを設計することです。
FA機械・エレベーター・ロボットなど、さまざまな制御システムを製作する際に行われます。
電気設計とは
電気回路図の作成や部品の選定などを行い、電化製品や電気回路などを設計するのが電気設計です。
制御盤設計と同じような作業も含まれますが、機械やシステムの自動化ではなく、電力供給や配線の計画・設計をするために必要となります。
まとめ
制御盤設計は、機械やシステムを自動化するための制御システムを設計するものです。
一方、電気設計は、電気機器やシステムの電力供給・配線の計画や設計などを目的としています。
『株式会社森田電機』は、愛知でFA機械の制御盤設計や製作を行う会社です。
設計・製作・施工まで一貫して対応し、FA機械や産業機械の安定稼働をサポートいたしますので、お気軽にご相談ください。

